日病薬発第2023-139号
令和5年10月12日
令和5年10月12日
会員各位
一般社団法人 日本病院薬剤師会
会長 武田 泰生
日本病院薬剤師会 療養病床委員会
委員長 澁田 憲一
会長 武田 泰生
日本病院薬剤師会 療養病床委員会
委員長 澁田 憲一
薬剤管理サマリー(令和5年度改訂版)の発出について
平素より、日本病院薬剤師会の活動にご高配をいただきまして御礼申し上げます。
さて、本会では平成 17 年に「薬剤管理サマリー」を作成し、平成30年に改訂版を公開、個々の施設に適応するよう作り変えて活用いただくとともに、返書を活用した双方向の情報提供・共有もできるようになり、令和3年には小児版薬剤管理サマリー、令和5年には精神科版薬剤管理サマリーも作成し、各領域で特徴的な項目に改編し、現在も多くの医療機関で情報連携ツールとして使用されています。
令和2年度診療報酬改定では退院時薬剤情報連携加算が新設され、保険薬局への情報提供文書として薬剤管理サマリーが挙げられ、更なる活用が図られています。そのような中、病院完結型医療から地域完結型医療への変化、地域の医療機能分化はさらに進み、保険薬局のみならず、他の医や介護老人保健施設、医師や多職種への情報提供ツールとしても活用されています。
この度、療養病床委員会では先に実施した「薬剤管理サマリーの利活用に関するアンケート調査」の結果や現状を踏まえ『薬剤管理サマリー(令和5年度改訂版)(以下、令和5年度改訂版)』を発出する運びとなりました。
この令和5年度改定版は、情報量も多くなっていますが、必ずしもすべてを網羅しなければサマリーを発行できないわけではなく、必要な情報、重要なポイントのみに絞って発行いただくことで切れ目のない薬物療法支援が継続可能になりますので、この機会に今までサマリーを発行していなかった会員施設におかれましても幅広くご活用いただければ幸いです。
つきましては、会員の皆様に広く周知いただき、切れ目のない薬物療法支援のためにご活用いただければと存じます。
薬剤管理サマリー(令和5年度改訂版)の使用にあたって
薬剤管理サマリー(令和5年度改訂版・記載例)
薬剤管理サマリー(令和5年度改訂版返書・記載例)
薬剤管理サマリー(令和5年度改訂版・返書)
※エクセルのバージョン等により、自動計算の結果が表示されない場合は、お手数ですが、各施設で計算式等を修正の上、ご活用お願いいたします。