「新人薬剤師の研修プログラム（具体的事例）」の公表について

　平素より、日本病院薬剤師会の活動にご高配をいただきまして御礼申し上げます。
　本会では、医療機関の薬剤師が、医療現場における各種業務を習得し実践的な能力を獲得・維持していくために、新人の薬剤師が一定期間研修を実施することが有用であると考え、令和6年1月22日に「医療機関における新人薬剤師の研修プログラムの基本的考え方」を公表させていただきました。
　この度、各医療機関が魅力ある研修プログラムを実施していただくための参考資料として、京都大学医学部附属病院、千葉大学医学部附属病院、神戸市立医療センター中央市民病院、倉敷中央病院の４つの医療機関より、新人薬剤師の研修プログラムをご提供いただきましたので、会員の皆様に情報共有させていただきます。
　新人薬剤師の研修では、各医療機関が「レジデント研修」、「初期臨床研修」、「新人研修」など様々な呼称を用いて、当該医療機関の機能や業務の実態などに応じて充実した研修を実施されております。
　会員各位におかれましては、「医療機関における新人薬剤師の研修プログラムの基本的考え方」に加えて、新人薬剤師の研修プログラム（具体的事例）等をご参考にしていただき、新人薬剤師の研修プログラムを検討・実施していただきますようお願い申し上げます。

医療機関における新人薬剤師の研修プログラムの基本的考え方

〇新人薬剤師の研修プログラムの具体的事例

京都大学医学部附属病院薬剤部
薬剤師レジデント研修の概要
研修プログラム
評価シート

千葉大学医学部附属病院薬剤部
薬剤師レジデント研修概要
研修スケジュール
到達目標
修了確認用紙

神戸市立医療センター中央市民病院薬剤部
研修規程
研修スケジュール
評価票

倉敷中央病院薬剤本部
初期臨床研修の概要
新人教育スケジュール
チェックリスト
職務記述書

（参考資料）
「薬剤師の卒後研修カリキュラムの調査研究」研究報告書

薬剤師臨床研修ガイドラインについて（厚生労働省）