「安心と希望の医療確保ビジョン」会議は、厚生労働大臣、副大臣、大臣政務官及び有識者によるアドバイザリーボードで構成され、本年1月から6月までの間、外部の識者からのヒアリングを中心に計10回にわたる議論を重ねてきました。医療を取り巻く環境が変化している中で国民の医療に対する安心を確保するとともに、医師不足、病院の再編、在宅医療の推進など医療の確保に関する様々な問題が指摘されている中で、将来を見据えた長期的ビジョンを持ち、あるべき医療の姿を示すために策定されたものです。
このうち、薬剤師に関する事項につきましては、医師と歯科医師・薬剤師等との協働の充実として、医療機関に勤務する薬剤師がチーム医療の担い手として病棟での薬剤管理や、医師・看護師と患者・家族の間に立った服薬指導の普及、医薬品の安全性確保と質の高い薬物療法への参画などが示されております。
本会としては、ビジョンが取りまとめられたことを受けて、見解を公表いたしました。今後とも、国民が安心して医療を享受できるよう一層努力していく所存でありますので、ご協力の程よろしくお願い申し上げます。
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