平素より、日本病院薬剤師会の運営にご高配を賜り御礼申し上げます。
さて、平成15年4月に導入されたDPC制度(包括評価制度)においては、平成22年度診療報酬改定から、新たな
「機能評価係数」を設定して評価されることとなっており、現在、厚生労働省診療報酬調査専門組織・DPC評価分科会において、新たな「機能評価係数」の候補について検討されております。
具体的な候補としては、
「医師、看護師、薬剤師等の人員配置による評価」、「チーム医療の評価」などが挙がっており、特に病棟における薬剤師の活躍が注目されております。
本会としては、薬剤師の配置を「機能評価係数」を決める上での評価項目に入れることができれば、入院患者に対する薬物療法の質の向上につながると考えており、最大限の努力をする所存です。しかしながら、薬剤師の病棟配置については、その時間帯や人数などについて詳細なデータがなく苦慮しております。
そこで、本会では、薬剤師の病棟業務の実態を把握することを目的として、DPC対象病院およびDPC準備病院を対象に、「DPC病院における薬剤師の病棟業務に関する実態調査」を実施することといたしました。
度重なる調査の上、短期間で回答をお願いすることになりますが、本調査は、今後の病院薬剤師を取り巻く環境に極めて大きな影響を与えるものであることをご理解いただき、ご協力下さいますようお願い申し上げます。
平成22年度診療報酬改定の要望の根拠となる資料として提出する関係上、4月上旬までに解析を終える必要がありますので、
平成21年4月3日までにご回答をお願いいたします。
調査票は、本会より、調査対象となる施設の薬剤部科長宛へ郵送いたしますが、集計作業の便宜上、可能な限り、電子媒体でのご回答をお願いいたします。電子媒体でのご回答は、下記アドレスに添付ファイルでご送付ください。
<回答先>
〒150-0002
東京都渋谷区渋谷2-12-15
日本薬学会長井記念館8階
社団法人 日本病院薬剤師会
事務局総務課
<照会先>
事務局 大森、星、菅田、安岡、関口
電話 03-3406-0485
E-mail:
dpc@jshp.or.jp