平素より、薬剤師業務向上のためにご奮闘されていることに敬意を表します。
さて、本会では、平成22年度「病院薬剤部門の現状調査」を実施することといたしました。
この「病院薬剤部門の現状調査」は、病院薬剤師業務の現状及び経年変動を把握する上で、本会が最も重要視している調査です。今回は、特に次回診療報酬改定の際の基礎資料にもなる極めて重要な意味を持っております。
今回の診療報酬改定を決定した中央社会保険医療協議会(中医協)の総会で、「薬剤師の病棟配置の評価を含め、チーム医療に関する評価について、検討を行うこと。」が、附帯意見として明記されました。これを受けて平成24年度診療報酬改定については、すでに中医協でも議論が始まっております。平成22年5月26日に開催された中医協総会では、全診療側委員より、「全病院における薬剤師の病棟配置の実態(病棟配置数、総数、患者や医療従事者へのベネフィット等)の調査を日本病院薬剤師会が実施すべき」と提案されております。
それを受けて、本会は薬剤師が所属するすべての施設に本調査への協力をお願いすることにいたしました。本会の会員が所属していない施設におかれましても、現状を正確に把握する調査の趣旨に鑑み、是非本調査にご協力下さいますようお願い申し上げます。
病棟薬剤師の増員を診療報酬で確実なものにする為に是非御回答下さい。
調査票は各施設に郵送にて配布し、
平成22年7月30日(金)までに当会事務局総務課宛に返送していただきますようお願い申し上げます。別紙のような日程を予定しておりますので、9月中に集計を終えないと間に合いません。
また、本調査は、7月中旬より下記URLからウェブ上で直接入力しご回答いただくことも可能となります。どちらの方法でご回答いただいても結構です。
多大な質問項目でご負担をおかけ致しますが、よろしくお願い申し上げます。
平成22年度「病院薬剤部門の現状調査」調査票を記載要領とともに、掲載いたします。
<照会先>
社団法人 日本病院薬剤師会 事務局 総務課
TEL 03-3406-0485