厚生労働省は、平成22年9月28日付で医薬食品局安全対策課長から日本製薬団体連合会安全性委員会委員長宛に「使用上の注意」の改訂について通知しました。併せて、安全対策課より日本製薬団体連合会安全性委員会宛に「使用上の注意」の改訂についての事務連絡を発出しました。
この安全対策課長通知は、女性ホルモン剤の「ゴセレリン酢酸塩」と「リュープロレリン酢酸塩」について重大な副作用の項に「血栓塞栓症」、「心不全」を追記すること、その他、「コハク酸ソリフェナシン」、「アダリムマブ」等の品目の使用上の注意を改訂するよう指示したものです。一方、事務連絡では全ベンゾジアゼピン系薬剤の「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」と「新生児の禁断症状」に関する記載を改訂するよう依頼したものです。
会員におかれましては、別添の通知をご覧戴き、関係者に情報提供するとともに周知していただきますようお願い申し上げます。