今般、厚生労働省医政局経済課は、後発医薬品(ジェネリック医薬品)の使用促進に先進的に取り組んでいる都道府県や医療機関などを対象に、使用促進策の内容や成果などに関するインタビュー調査を実施し、これを報告書にまとめました。
この報告書では、県が医師会や薬剤師会との連携のもと、各種の啓発事業などジェネリック医薬品使用促進のための環境整備に取り組んだことにより、県民のジェネリック医薬品に対する認知度や普及率が上がったこと。医療機関が処方せんを発行する際に、銘柄名だけでなく一般名で記載することにより、近隣の保険薬局がジェネリック医薬品を調剤しやすくなるとともに、薬剤師と患者とのコミュニケーションがより深まったといった取り組みなどを紹介しています。
本会の平成23年度事業計画には、「後発医薬品の適正使用の推進」が盛り込まれておりますので、会員各位におかれましては、「ジェネリック医薬品使用促進の先進事例に関する調査報告書」をご欄戴き、後発医薬品の使用促進の取り組みの参考としていただきますようお願いします。
なお、調査報告書の全文(212頁)は、下記のURLにアクセスしてご覧下さい。
概要版は、別添のファイルをご覧下さい。
〈ジェネリック医薬品使用促進の先進事例に関する調査報告書の全文〉
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000001e0zg-att/2r9852000001e18e.pdf