平素より、薬剤師業務向上のためにご奮闘されていることに敬意を表します。
さて、日本病院薬剤師会では、平成23年度「病院薬剤部門の現状調査」を実施することといたしました。本調査は、病院薬剤師業務の現状及び経年変動を把握する上で本会が最も重視している調査です。
平成23年4月20日に開催された中央社会保険医療協議会(中医協)の総会では、薬剤師の病棟配置を評価することについて議論がなされ、中医協事務局(厚生労働省保険局)提出資料のチーム医療の議論に関する考え方の中に、昨年度行った病棟業務についての本調査の結果が紹介されました。中医協の議論の結果、一部の医療機関を対象に、薬剤師の病棟配置の効果を検証するための特別調査を厚生労働省が実施することとなりました。
本会としては、本年度は、次期診療報酬改定で最重点要望事項として位置付けている「薬剤師の病棟配置の評価」を確実に実現させるために、厚生労働省医政局長通知(医政発0430第1号)に示されたような薬剤師業務が、各医療機関でどれぐらい具体化されてきたかに重点をおいて調査したいと思います。
つきましては、本年度の調査でも、昨年度と同様、薬剤師が所属するすべての施設に本調査への協力をお願いしています。本会の会員が所属していない施設においても、現状を正確に把握する調査の趣旨に鑑み、本調査に是非ともご協力お願いいたします。
回答につきましては、調査票を各施設に郵送いたしますので同封の返信用封筒で本会事務局宛にご返送していただくか、7月中旬より日病薬ホームページからウェブ上で直接ご入力いただくことも可能となります。
平成23年7月29日(金)までにいずれかの方法でご回答をお願い申し上げます。
なお、本年度ご回答いただきました内容は、各都道府県病院薬剤師会の会務で活用していただくことを目的として、貴施設が所属する都道府県病院薬剤師会にご報告させていただきますので、ご了承下さい。
多大な調査項目でご負担をおかけいたしますが、本調査の趣旨をご理解いただき、ご協力の程よろしくお願い申し上げます。
平成23年度「病院薬剤部門の現状調査」調査票を記載要領とともに、掲載いたします。
<照会先> 社団法人 日本病院薬剤師会
事務局総務課 (03)3406-0485