抗悪性腫瘍剤「ドキシル®注 20mg」は、ヤンセンファーマ株式会社が製造委託している米国企業の製造ラインに不具合が生じ、製造が中断しているため、
本年9月中旬には日本国内も供給に不足が生じる可能性があるとのことです。
また、現在本剤の製造ライン再開の準備を進めているが、再開後も従前の供給水準への回復にはなお数ヶ月程度を要する見込みとのことです。
ヤンセンファーマ株式会社では、現在本剤を使用中の患者については引き続き治療を継続することは可能であるが、新規の患者に対する使用は可能な限り控えるよう要望しておりますので、お知らせします。
会員におかれましては、医師,薬剤師等の医療関係者に情報提供するとともにレジメンの検討等を行って下さい。