厚生労働省は、平成23年8月9日付で医薬食品局安全対策課長から日本製薬団体連合会安全性委員会委員長宛に「使用上の注意」の改訂について通知しました。
この通知は、モダフィニル、ドキソルビシン塩酸塩(非リポソーム製剤)、サリドマイド、芍薬甘草湯、インフルエンザHAワクチンの5品目について「副作用」の「重大な副作用」等の項目に追記するよう指示したものです。
併せて、同日付けで医薬食品局安全対策課から日本製薬団体連合会安全性委員会宛に「使用上の注意」の改訂について事務連絡をしました。
この事務連絡は、エスモロール塩酸塩、ボセンタン水和物、クロミフェンクエン酸塩、メトトレキサート、アジスロマイシン水和物、クラリスロマイシン、ランソプラゾール・アモキシシリン水和物・クラリスロマイシン、オフロキサシン(経口剤)、レボフロキサシン水和物(経口剤、注射剤)、マラビロク、スルファメトキザゾール・トリメトプリム、エプタコグアルファ(活性型)(遺伝子組換え)、芍薬甘草湯について、「使用上の注意」の改訂を別紙1から別紙15に記載した内容で、出来るだけ早い時期に実施するよう依頼したものです。
会員におかれましては、別添1(通知)及び別添2(事務連絡)をご覧戴き、医師及び薬剤師等の関係者に情報提供するとともに周知していただき、当該医薬品の適正使用に努めるようお願いします。