厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部精神・障害保険課は、平成23年11月1日付けで各都道府県・指定都市精神保健福祉主管課に「抗不安薬又は睡眠薬を服用している患者等への対応について」を事務連絡しました。
これは、厚生労働省自殺・うつ病等対策プロジェクトチーム:加療服薬対策ワーキングチームが「抗不安薬・睡眠薬の処方実態に関する報告」(別添1)をまとめたことと、同報告を踏まえて厚生労働省は、向精神薬の処方に関する実態調査結果を踏まえた対応について」(別添2)で示した対応を行うので、医療機関、薬局及び関係者等に対して周知するよう依頼したものです。
本報告は、診療報酬データを用いた向精神薬処方に関する実態調査と診療録データ等を用いた抗精神薬処方に関する実態調査の調査結果から構成されており、抗不安薬・睡眠薬の3剤以上の処方に対して注意喚起する内容となっております。
会員におかれましては、別添1の「抗不安薬・睡眠薬の処方実態についての報告」と別添2の「抗精神薬の処方に関する実態調査結果を踏まえた対応について」をご覧いただき、薬剤師等の関係者に情報提供し、業務の参考として戴くとともに、周知して下さるようお願いします。