日病薬発第24-298号
平成25年3月15日
会員 各位
一般社団法人 日本病院薬剤師会
会長 北田 光一

情報システム特別委員会
委員長 池田 和之



病棟薬剤業務簡易記録システムの配布について


 平素より日本病院薬剤師会の活動にご高配を賜り御礼申し上げます。
 さて、平成24年度診療報酬改定において「病棟薬剤業務実施加算」が新設されましたが、この「病棟薬剤業務実施加算」では、「別紙様式30又はこれに準じた当該病棟に係る病棟薬剤業務日誌を作成・管理し、記入の日から5年間保存しておくこと。」とされております。しかし、これら「病棟薬剤業務日誌」の作成には手間がかかるとのご意見をいただいております。
 この度、日本病院薬剤師会情報システム特別委員会では、簡便に「病棟薬剤業務日誌」を作成する為、「病棟薬剤業務簡易記録システム」を作成いたしましたので、会員の皆様に無料で配布いたします。当システムは、広く会員施設で容易に利用できるようにするため、「マイクロソフト エクセル」で作成されており、どの施設でも利用できるようにするため、マクロ等も使用しておりません。従って、複雑な業務時間計算等はできませんが、下記のように実施加算を算定していない施設においても利活用が可能ですので、会員施設においてダウンロードしてご利用いただければ幸いです。

利用例:
〈病棟薬剤業務実施加算を算定していない施設の場合〉
・常駐化を計画している病棟で試験的に記録をとることにより、現状把握が可能となる
・今後の病棟活動にかかる人員シミュレーションの基礎資料の作成に寄与
・算定に当たる必要人員の把握が可能である
・薬剤管理指導業務等についても時間把握が可能

〈病棟薬剤業務実施加算算定施設の場合〉
・簡便に「病棟薬剤業務日誌」を作成することが可能となる
・指定期間の業務時間を算出することで、概算ではあるが週20時間の達成度合いがわかる



【ダウンロード】
病棟薬剤業務簡易記録システムのダウンロードはこちらからお願いします(以下をクリック)









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