厚生労働省保険局より、平成25年10月18日付、通知「公知申請に係る事前評価が終了した医薬品の保険上の取扱いについて」が出されました。
本通知は、本年10月18日に開催された薬事・食品衛生審議会医薬品第二部会において、4成分12品目について追加された効能・効果及び用法・用量が、10月18日より保険適用が可能となったことを示すものです。
一般名 | 新たに保険適応が認められた適応等 |
バンコマイシン塩酸塩 |
<適応菌種> バンコマイシンに感性のメチシリン耐性コアグラーゼ陰性ブドウ球菌(MRCNS) <適応症> 敗血症、感染性心内膜炎、外傷・熱傷及び手術創等の二次感染、骨髄炎、関節炎、腹膜炎、化膿性髄膜炎 バンコマイシンに感性のメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)又はMRCNS感染が疑われる発熱性好中球減少症
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組換え沈降B型肝炎ワクチン (酵母由来) |
[用法・用量の変更] 通常、0.25mLを1回、生後12時間以内を目安に皮下に注射する。更に、0.25mLずつを初回注射の1箇月後及び6箇月後の2回、同様の用法で注射する。ただし、能動的HBs抗体が獲得されていない場合には追加注射する。
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(1)(2)乾燥抗HBs人免疫グロブリン (3)(4)抗HBs人免疫グロブリン |
[用法・用量の変更] 初回注射量は0.5〜1.0mLを筋肉内に注射する。初回注射の時期は生後5日以内とする。なお、生後12時間以内が望ましい。また、追加注射には、体重1kg当たり0.16〜0.24mLを投与する。
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会員各位は、本通知をご覧いただき、関係者に情報提供するとともに周知していただきますようお願い申し上げます。