厚生労働省は、平成26年12月24日付で医政局総務課長、医薬食品局総務課長、医薬食品局安全対策課長の連名で各都道府県衛生主管部(局)長等宛に「子どもによる医薬品誤飲事故の防止対策の徹底について(医療機関及び薬局への注意喚起及び周知徹底依頼)」を通知しました。
この通知は、消費者安全調査委員会から,平成26年12月19日付で「子どもによる医薬品誤飲事故」の経過報告書が作成されたことから、医療機関等に対して、この報告書にある「子どもの行動特性からみる医薬品誤飲事故」等を参考として、家庭における医薬品の保管について、情報の提示等を行うことにより、保護者等に注意喚起することと、医薬品の調剤に当たっては、同報告書の「子どもによる医薬品を誤飲した際の相談機関及び相談に必要な情報例」を保護者に情報提供するよう指導したものです。
会員におかれましては、患者に薬を渡す際には、適正使用に関する情報だけではなく、同報告書を基に、子どもによる医薬品誤飲事故の防止対策についての情報も提供して戴き、子どもによる医薬品誤飲事故防止に努めていただきますようお願いします。
本会としては、院内掲示に利用できるポスター等を作成する予定です。
なお、ポスタ−等が出来上がり次第、別途、お知らせいたします。