拝啓
時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
平素より学術第4小委員会「医療現場に必要な薬剤の市販化に向けた調査・研究」をご支援頂き有難うございます。
薬剤師がチーム医療の一員としてがん化学療法に関わることが一般化し、特に抗がん剤のレジメン管理を含んだ薬学的管理や無菌調製などが広く実施されています。
本委員会のこれまでの活動により、抗がん剤の無菌調製の際には使用量と製剤の含量規格の不一致から生じる多くの残液廃棄があることが小規模ながら明らかになりました(平成24年度パイロット調査)。この対応策として、病院薬剤師が有する無菌調製、医薬品安全管理の職能を発揮して、バイアル製剤を複数患者に分割使用することで、今まで残液廃棄されていたものが有効に利用することが可能になると考えられます。このことが認知され全国的に実施できれば病院薬剤師職能を医療面、経済面、環境保全の面から病院管理者ばかりでなく、社会にもアピールできるものと考えられます。
そこで本委員会では、全国がん診療連携拠点病院397施設を対象に、全国規模の廃棄量実態調査を計画いたしました。ご多忙中誠に恐縮ですが、本アンケート調査の趣旨をご理解頂きご協力をお願い申し上げます。
本アンケート調査のご回答は、下記エクセルファイルをダウンロードいただき、
エクセルファイルの最初のシートをご確認の上ご入力をお願いいたします[調査期間:2014年10月1日〜10月31日]。ご入力いただきましたエクセルファイルは日本病院薬剤師会事務局(
chosa@jshp.or.jp)までメール添付にてご送付をお願いいたします。
ご回答いただいた内容は、本委員会にて集計後、日本病院薬剤師会雑誌や関連学会等で公開し、行政や製薬企業団体等への要望の際に使用する予定にしております。ただし、施設名、回答者氏名等のプライバシーにかかわる情報が公開されることは決してないことをお約束いたします。
なお、誠に勝手とは存じますが、
平成27年3月11日(水)を締め切り(必着)とさせていただきます。この件に関するご質問等は福井大学病院薬剤部 渡辺(
kyohei@u-fukui.ac.jp)までお願いいたします。
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