平素より、日本病院薬剤師会にご高配を賜り御礼申し上げます。
さて、平成28年4月の診療報酬改定では、医療機関において処方されている医薬品の調整を行い減薬した場合の評価の新設など、残薬解消や多剤・重複投薬の削減の取組を評価した改定が行われました。
この度、中央社会保険医療協議会(中医協)は、平成28年度の診療報酬改定による影響等を検証するために、医療機関・保険薬局、患者の方を対象に、医薬品の適正使用のための残薬、重複・多剤投薬に関する取組、保険薬局との連携状況等を正確に把握することを目的として、「平成28年度診療報酬改定の結果検証に係る特別調査(医薬品の適正使用のための残薬、重複・多剤投薬の実態調査並びにかかりつけ薬剤師・薬局の評価を含む調剤報酬改定の影響及び実施状況調査)」を実施することとなりました。
調査票は、全国の保険医療機関のうち無作為に抽出された1000施設の病院及び1000施設の診療所等に郵送されます。本調査の結果は、中医協における診療報酬改定の結果検証に係る議論のための大変重要な資料となります。
調査対象になられたご施設におかれましては、本調査の趣旨をご理解の上、ご協力くださいますようお願い申し上げます。