厚生労働省は、平成29年12月25日付で医薬・生活衛生局審査管理課長から各都道府県衛生主管部(局)長宛に「ペムブロリズマブ(遺伝子組換え)製剤の最適使用推進ガイドライン(尿路上皮癌)の作成及び最適使用推進ガイドライン(非小細胞肺癌、悪性黒色腫、古典的ホジキンリンパ腫)の一部改正について」を通知しました。
今般、ペムブロリズマブ(遺伝子組換え)製剤(販売名:キイトルーダ点滴静注20mg,100mg 製造販売元:MSD株式会社)について、尿路上皮癌に対して使用する際の留意事項が別添のとおり最適使用推進ガイドラインとして取りまとめられました。
この通知は、ペムブロリズマブ製剤の使用に当たっては、本ガイドラインに留意されるよう、本会会員に対し周知するよう要請したものです。今般、ペムブロリズマブ(遺伝子組換え)製剤の使用上の注意が改訂されたことに伴い、当該製剤を非小細胞肺癌、悪性黒色腫、古典的ホジキンリンパ腫に対して使用する際の留意事項についても改正され、その周知を依頼するよう要請したものです。
また、保険局医療課長から、同日付で「抗PD-1 抗体抗悪性腫瘍剤に係る最適使用推進ガイドラインの策定に伴う留意事項の一部改正について」があわせて通知され、当該医薬品の保険適用上の留意事項の一部改正を周知するよう要請したものです。
会員におかれましては、別添の通知をご覧いただき、医師及び薬剤師等の関係者に情報提供するとともに周知していただき、当該医薬品の適正使用に努めていただくようお願いいたします。