平成30年5月31日
病院薬剤部門の長 殿


平成30年度厚生労働科学研究
(地域医療基盤開発推進研究事業)
研究代表者 武田 泰生



平成30年度厚生労働科学研究(地域医療基盤開発推進研究事業)
「病院における薬剤師の働き方の実態を踏まえた生産性の向上と
薬剤師業務のあり方に関する研究」ご協力のお願い



 初夏の候、益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。

 平成30年度厚生労働科学研究(地域医療基盤開発推進研究事業)として、平成29年度より実施しております「病院における薬剤師の働き方の実態を踏まえた生産性の向上と薬剤師業務のあり方に関する研究」が継続採択されました。病院の薬剤業務の中心が調剤業務から病棟業務へとシフトしている現状において、薬剤師のより高い生産性と付加価値の向上が求められています。このように病院薬剤師をとりまく状況が大きく変化している中、本研究は、病院薬剤師の勤務状況や業務実態の調査を通して、現状を分析し、今後の病床機能別におけるチーム医療の一員としてのあるべき姿や、地域包括ケアを推進していく中での地域との連携のあり方について明らかにすることを目的としています。そして、適正かつ適切な薬物治療管理を行うにふさわしい薬剤師数と薬剤師職能について提案したいと考えております。

 今回は、昨年度実施しましたパイロット調査(地域・病床数・病床機能別無作為抽出した施設に依頼)の結果を受け、より高い精度の結果が得られるよう調査項目や設問内容を精査した本格調査を行うこととしました。なお、本調査は日本病院薬剤師会に全面的なご協力をいただき、例年6月に実施されている「病院薬剤部門現状調査」に合わせて、全病院・診療所8500施設を対象に実施させていただきます。

 つきましては、お忙しい中誠に恐縮ですが、本研究の趣旨をご理解いただき、是非とも本調査へご協力を賜りますようお願い申し上げます。

 なお、「8.薬剤業務にかかる時間について」をご回答いただく際、業務にかかった時間の記録・集計用にエクセルファイルを準備しておりますので、下記URLよりダウンロードしてご利用ください。ご利用に際し、添付の説明書をお読みください。使用後の集計用エクセルは、オンライン回答システム上でアップロードしていただくよう準備をしております。何卒ご協力の程、よろしくお願い致します。










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