令和4年9月8日
会員 各位


一般社団法人 日本病院薬剤師会
会長 武田 泰生
重篤副作用疾患別対応マニュアルWG 林 昌洋


【厚生労働省委託事業】
重篤副作用疾患別対応マニュアルの周知に関する調査ご協力のお願い



 平素より日本病院薬剤師会にご高配賜りまして御礼申し上げます。
 日本病院薬剤師会では厚生労働省から重篤副作用疾患別対応マニュアル(以下、マニュアル)に関する委託事業を実施しています。
 事業の1つとして医療従事者および国民の皆様にさらなるマニュアル利用を促すことに取り組んでいます。その一環として、マニュアルを患者さんに知ってもらい活用して頂くことを目的とした紹介動画を作成し、厚生労働省およびPMDAのウェブサイトに掲載しました。
 そこで、本事業の今後の進め方の参考に致したく、薬剤師業務におけるマニュアル利活用についてもお教えください。また、マニュアルの患者周知活動状況と作成した紹介動画について感想をお聞かせください。ご協力をお願いします。



アンケート調査回答はこちら

アンケート回答期限:10月16日(日)



●重篤副作用疾患別対応マニュアル紹介動画
https://www.pmda.go.jp/safety/info-services/drugs/adr-info/manuals-for-public/0003.html

●「重篤副作用総合対策事業」について
従来の国が実施する安全対策は、医薬品に着目し、医薬品ごとに発生した副作用を収集・評価して、臨床現場に注意喚起する警報発信型、事後対応型が中心でしたが、
1. 副作用は、臨床医の専門分野とは異なる臓器にも発生し得ること 2. 重篤な副作用の発生頻度は一般に低く、個々の臨床医によっては副作用に遭遇する機会が少ない場合があり得ること
等により、場合によっては副作用疾患の発見が遅れ、重篤化することが起こり得るという問題がありました。
そのため厚生労働省では、これまでの個々の医薬品に着目した従来の副作用対策に加え、医薬品の使用により発生する副作用疾患に着目した予測・予防型の副作用対策の整備を行い、さらに副作用発生機序解明研究等を推進するため、平成17年度から「重篤副作用総合対策事業」(令和3年度からは「重篤副作用疾患別対応マニュアル整備事業」として継続中)を実施しています。

●「重篤副作用疾患別対応マニュアル」とは?
重篤度等から判断して必要性の高いと考えられる副作用について、患者及び臨床現場の医師、薬剤師等が活用する治療法、判別法等を包括的にまとめたものとして作成を開始し、一層の活用を推進するため、関係学会等の協力を得ながら、最新の知見を踏まえた改定・更新や新規作成をしたものです。
【重篤副作用疾患別対応マニュアルはこちら】




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