令和6年1月9日
会員各位
一般社団法人 日本病院薬剤師会
会長 武田 泰生
災害対策委員会
委員長 高山 和郎
会長 武田 泰生
災害対策委員会
委員長 高山 和郎
令和6年能登半島地震への対応について
~災害ボランティア薬剤師の募集について~
令和6年1月1日(月)に発生した能登半島地震で犠牲になられた方々に対しご冥福をお祈りするとともに、ご遺族の方々に心よりお悔やみ申し上げます。また、被災された方々へお見舞いを申し上げます。
被災地では、各医療機関が多数の負傷者・患者に対応している状況です。このような状況は長期化することが予想され、被災地の病院や避難所巡回の医療チームでも薬剤師不足が生じることが予想されます。すでに複数の病院では、医療従事者の不足が課題にもなってきており、医師や看護師の派遣が開始されております。
そこで、本会は、被災地の病院等を迅速に支援するために、災害ボランティア薬剤師を募集いたします。積極的にボランティア薬剤師に参加して下さるようお願い申し上げます。
つきましては、ボランティア薬剤師にご参加いただける方は、下記要領をご確認のうえ、ご登録をお願いいたします。
記
- 対象者
以下の①〜⑦のすべてを満たすことができる方
① 病院・診療所・介護保険施設に籍を有する薬剤師または過去に従事したことがある薬剤師で、本会会員もしくは過去に会員歴があること。
② 施設長及び所属長に許可が得られていること。
③ 現地での業務に耐えうる健康状態にあること。
④ 出来る限り長期間活動(原則1週間程度以上)ができること。
⑤ 病院・診療所・介護保険施設の薬剤師として2年以上の実務経験を有すること。
⑥ 現地までの交通手段および宿泊を自分で確保できること(寝袋を準備する等)。
⑦ 現地に滞在する間の食事・水等を自分で持参できること。
- 派遣先
派遣地域は石川県になる予定です。具体的な派遣箇所につきましては、関係機関等との調整により決定されることになりますので、予めご了承下さい。
なお、現時点では石川県内の被災地周辺あるいは薬剤師を派遣した石川県内施設への後方支援等を想定しております。
- 派遣先での業務内容
病院の薬剤部または避難所における医療チームの中で薬剤師業務を行っていただく予定です。
- 派遣期間
派遣期間については応募者のご希望等を踏まえた上で調整いたします。
応募方法
(1) 以下のアイコンをクリックしてボランティア登録名簿.xlsをダウンロードして下さい。
ボランティア登録名簿
(2) ダウンロードしたエクセル表(ボランティア登録名簿.xls)に必要事項をご入力いただき、災害医療支援本部(honbu@jshp.or.jp)にメールをお送りください。
- 留意事項
・ボランティアに登録された場合、日本病院薬剤師会ボランティア保険に加入いただきます。加入手続きは本会が代行し、保険料についても本会が負担します。
・薬剤師であることを証明できるもの(勤務先における身分証等)を必ず持参してください。
・被災地医療施設と日程が合わなかった場合、派遣されないことがありますので予めご了承下さい。
- 応募いただいたその後の流れ
(1) 応募いただいた方の情報を派遣地域の県病院薬剤師会に連絡し、薬剤師会・関連行政機関等と調整のうえ、派遣先を決定いたします。
(2) 派遣先が決まりましたら、登録された電話またはメールにて本会よりご連絡いたします。
(3) 連絡を受けたら、ご自身で派遣先に行き、担当者を訪ねて下さい。
(4) ボランティアが終了したら、氏名、所属名、終了日を記載したメールを災害医療支援本部(honbu@jshp.or.jp)にお送り下さい。
<照会先>
一般社団法人 日本病院薬剤師会
災害医療支援本部
TEL 03-3406-0485
E-mail:honbu@jshp.or.jp