令和6年7月1日
会員各位
一般社団法人 日本病院薬剤師会


令和6年度 妊婦・授乳婦専門薬剤師養成研修
第30期研修生の募集について



 平素より、日本病院薬剤師会にご高配を賜り御礼申し上げます。
 さて、当会では、令和6年度の妊婦・授乳婦専門薬剤師養成研修に係る施設研修を実施することとなりました。この度、第30期研修生を募集いたします。 この研修は、日本病院薬剤師会が認定した研修施設において、妊婦・授乳婦に対するカウンセリング技術や情報評価スキルの確認トレーニング等の実技研修を5日間履修するものです。
 研修を希望される方は、下記の募集要項をご参照いただき、「妊婦・授乳婦専門薬剤師養成研修応募申請書」に記載の上、必要書類を添付し、令和6年8月2日(金)(必着)までに応募くださいますようご案内申し上げます。
 本研修は、令和7年度妊婦・授乳婦薬物療法認定薬剤師認定申請前の最後の研修となりますので、ご留意ください。


妊婦・授乳婦専門薬剤師養成研修 第30期研修生募集要項

  1. 研修の目的
    本事業は、妊婦・授乳婦の薬物療法に必要な高度の知識、情報の収集・評価、カウンセリング、臨床経験を修得させ、将来、各地域において育成・指導的な役割を担う妊婦・授乳婦専門薬剤師を養成することにより、周産期医療水準の向上を目的としています。

  2. 応募条件
    本研修は、下記の応募要件のいずれにも該当する薬剤師を対象とします。
    (1)薬剤師としての実務経験を3年以上有する者(3年相応)
    (2)周産期医療に関わる病院に所属する者
    (3)令和2年度~令和6年度妊婦・授乳婦薬物療法認定薬剤師講習会(1日間)への参加2回に加え以下のe-ラーニングにて配信する各講義を全て受講している必要があります。
    ・妊娠・出産の基礎知識(法規制を含む)
    ・新生児の生理的特徴と薬物の影響
    ・授乳のメリットと授乳と薬剤
    ・妊婦・授乳婦薬物療法の情報源とリスクカテゴリー
    ※令和2年度講習会(1日間)を受講の場合は上記を受講の必要はございません。

  3. 研修施設、研修期間
    (1)研修施設は、別紙の施設です。(令和6年7月現在)
    ※研修受け入れ可能期間は、施設により異なりますのでご注意ください。
    ※国立成育医療研究センターを希望される場合は、希望順位に関わらず「胸部X線検査実施状況及び抗体価検査・ワクチン証明」の提出が必要になります。
    ※上記研修先以外にも、流行性ウイルス感染症 (麻疹、水痘、風疹、流行性耳下腺炎 等)に対する免疫の確認、結核感染の有無の確認、健康診断結果等の提出が必要になる場合があります。

    (2)研修期間は、令和6年10月7日(月)から令和7年2月21日(金)の間の連続する5日間(月曜日~金曜日)です。 ※研修日数の分割等は個別にご相談ください。

  4. 研修費用
    研修に要する研修生の費用負担は33,000円(研修費 30,000円+税)です。

  5. 応募申請方法
    下記の書類を令和6年8月2日(金)(必着)までに、日本病院薬剤師会事務局宛に郵送してください。
    (1)妊婦・授乳婦専門薬剤師研修事業応募申請書
    (2)薬剤師免許証の写し(A4サイズに縮小したもの)
    (3)令和3年度~令和6年度における妊婦・授乳婦薬物療法認定薬剤師講習会(1日間)の受講証書の写しおよびe-ラーニング講義(妊娠・出産の基礎知識(法規制を含む)、新生児の生理的特徴と薬物の影響、授乳のメリットと授乳と薬剤、妊婦・授乳婦薬物療法の情報源とリスクカテゴリー)の受講証明書
    令和2年度妊婦・授乳婦薬物療法認定薬剤師講習会(1日間)を受講された場合は、受講証書の写し
    (4)胸部X線検査実施状況及び抗体価検査・ワクチン接種証明 (国立成育医療研究センターを希望される場合のみ)

    ※ (1)・(4)の様式は、画面の下部よりダウンロードしてください。

    ※2024年度e-ラーニングの受講開始が8月頃に変更となりました。
    令和3年度~令和6年度における妊婦・授乳婦薬物療法認定薬剤師講習会を受講し、e-ラーニングを未受講の場合、下記のようにご対応ください。

    (令和2年度講習会を受講の場合はe-ラーニング受講の必要はございません。)

    下記の書類を令和6年8月2日(金) (必着)までに、日本病院薬剤師会事務局宛に郵送してください。
    (1)妊婦・授乳婦専門薬剤師研修事業応募申請書
    (2)薬剤師免許証の写し(A4サイズに縮小したもの)
    (3)令和2年度~令和6年度における妊婦・授乳婦薬物療法認定薬剤師講習会(1日間)の受講証書の写し
    (4)胸部X線検査実施状況及び抗体価検査・ワクチン接種証明(国立成育医療研究センターを希望される場合のみ)

    下記の書類を令和6年9月30日(月)(必着)までに、日本病院薬剤師会事業課(jigyo@jshp.or.jp)宛にご送付ください。
    (3)e-ラーニング講義(妊娠・出産の基礎知識(法規制を含む)、新生児の生理的特徴と薬物の影響、授乳のメリットと授乳と薬剤、妊婦・授乳婦薬物療法の情報源とリスクカテゴリー)の受講証明書


  6. 選考
    妊婦・授乳婦専門薬剤師部門研修委員会において書類選考し、受入研修施設との協議を経て決定します。選考結果は9月上旬に、日本病院薬剤師会事務局から申請者に文書で通知する予定です。

  7. 応募申請書の送付先
    〒150-0002
    東京都渋谷区渋谷2丁目12-15 日本薬学会長井記念館8階
    一般社団法人 日本病院薬剤師会事務局事業課
    ※ 封筒の表書きに「妊婦・授乳婦専門薬剤師養成研修 第30期研修応募申請書在中」と朱書きしてください。

【問い合わせ先】
一般社団法人日本病院薬剤師会事務局 事業課
〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2-12-15 日本薬学会長井記念館8階
E-mail:jigyo@jshp.or.jp


妊婦・授乳婦専門薬剤師養成研修応募申請書・様式一式

妊婦・授乳婦専門薬剤師養成研修施設一覧

国立成育医療研究センター 胸部X線検査実施状況及び抗体価検査・ワクチン接種証明