令和7年12月26日
会員各位
一般社団法人 日本病院薬剤師会
日病薬病院薬学認定薬剤師認定・更新申請時の留意点について(令和7年度改訂)
平素より、日病薬病院薬学認定薬剤師制度の運営にご高配を賜り御礼申し上げます。
本制度の円滑な認定審査のため、ご留意いただきたい事項について、以下にご案内いたします。本制度の認定・更新を目指される方におかれましては、ご参考の上、適切なご対応をいただきたくお願い申し上げます。
令和6年度より、日病薬病院薬学認定薬剤師研修支援システム(HOPESS)を稼働していることにより、令和5年度までの研修単位と、それ以降の研修単位の提出方法が異なりますのでご注意ください。
1.研修会単位の申請について
令和5年度以前に取得した単位の証明書
1)「研修記録」の要領に基づき、ご自身が受講された「研修会」、「単位数」、「単位証明(研修単位シール)」を取りまとめてください。
2)「年度別・領域別研修記録確認表」については、「申請書」に令和6年度以降の単位分が表示されておりますので、該当箇所に記載の上、要件が満たされているかの確認をお願いいたします。
●研修記録の適切な記入のお願い
1)研修記録は、規定のものを使用してください。他団体の研修記録や、著しく改変したものは認めることができません。
※最新版の研修記録を公開しておりますが、すでに旧様式に記録されているものについては、新様式に書き写していただく必要はございません。
日病薬病院薬学認定薬剤師制度研修記録
2)研修単位シール(令和5年度以前に取得した単位)を適切に貼付いただくよう、お願いいたします。過度の編集や、乱雑な貼付は、審査に影響を及ぼすことがございます。以下の例をご参考ください。
×不適切な例(①~⑧)
〇適切な例
令和6年度以降に取得した単位の証明
1)申請前に取得した単位をHOPESSにて「日病薬病院薬学認定薬剤師制度」へ使用先を選択することで、申請単位としてカウントされます。なお、一度使用先を決定した単位は、「使用済み」となり元に戻せませんので、ご注意ください。※証明書類の発行は不要
2)申請後の単位の変更(追加等)は認められませんので、ご留意ください。
2.新型コロナウイルス感染症の影響を理由とした研修中断申請の取り扱いについて
(令和5年9月14日 日病薬発第2023-133号)
3.WEB研修会における研修単位シールの不達に関する取り扱いについて
(令和5年9月14日 日病薬発第2023-134号)
4.「研修中断(産休・育休等)」については、以下のQ&Aをご確認ください。
なお、事前審査に該当する問い合わせに関しては回答いたしかねます。
日病薬病院薬学認定薬剤師制度に係わる取り扱いについて【Q&A】(2024/9/2改定)
5.e-ラーニング受講による単位証明書類について
令和5年度以前に取得した単位の証明書
1)「単位取得証明書」と「取得単位明細書」の両方の添付がなければ単位として認めることができません。
2)「単位取得証明書」と「取得単位明細書」は、e-ラーニングMyページから「証明書発行」を選択すると同時に出力されます。
3)上記証明書類は、1コンテンツごとではなく、同年度内の複数コンテンツをまとめて発行することをお願いいたします。
※なお、e-ラーニング受講による単位の証明書につきましては、年度毎に一括で発行できる仕様の開発を進めております。2月中には完成する見込みとなっておりますので、既に証明書を印刷された方も含め、可能な限り年度毎一括の「証明書発行」をお願いできますと幸いです。(審査書類の削減にご協力をお願いいたします。)
年度毎一括の証明書発行が可能となった際には、e-ラーニングの「新着情報」においてもお知らせいたします。
令和6年度以降に取得した単位の証明
1)取得した単位をHOPESSに連携することで、HOPESS研修履歴管理に一元化されます。
連携方法は、e-ラーニングMyページから「連携」ボタンを選択し、押下してください。
2)証明書類の発行は不要です。
6.薬剤師認定制度認証機構(CPC)認証プロバイダーの研修単位の使用について
1)「単位証明書類原本」と「プログラム」の両方の添付がなければ単位として認めることができません。なお、令和6年度以降に取得した単位がある場合は、HOPESS「研修管理システム」にて、事前に単位の登録が必要です。
認定・更新申請時には、登録済の単位証明書類原本もご提出いただきます。
2)当該研修会のプログラムの添付がなければ単位として認めることができません。
開催日時、研修内容、講師情報、開催団体等が記載されているプログラム、またはそれに準じたものであれば認めることができますが、審査に関する事項につき、本件について事務局へのお問い合わせはご遠慮ください。※領収書等は不可です。
3)申請に使用できる単位の上限は10単位です。(更新の場合、12単位)研修記録に10単位以上のシールを貼付する場合は、使用する単位がわかるようにコメント記載をしてください。
7.申請後の書類訂正・単位の追加等について
1)すでにご提出いただいた申請書類について、申請内容の修正や、単位数や履修領域不足に対する単位の追加等は認めることができません。
2)申請前に、本会ホームページにて、取得したカリキュラム項目及び単位の確認をお願いします。確認方法については、下記をご参照ください。
「日病薬病院薬学認定薬剤師制度のカリキュラム・単位確認方法について」
※特に、研修会実施機関がプログラム等で案内している領域・単位数と、日病薬で最終的に承認した領域・単位数が異なる場合がございます。申請に使用するすべての単位について、承認された単位の内容を必ずご確認ください。
8.認定試験について
1)認定試験の受験資格は、本制度規程細則別添4」 をご確認ください。
2)認定試験は、インターネットを介したWeb試験で実施することを予定しております。指定の認定試験受験期間のうち、任意の1時間となります。また、出題形式は、選択形式を予定しております。認定試験サイト内の誓約事項と注意事項をよく確認のうえ、受験をお願いいたします。
3)出題基準は、4月を目途に本会ホームページにて公表予定です。参考図書はございません。
9.認定・更新申請の流れ及び手順について
認定までの流れは次のとおりです。
申請の事前登録(1)→認定申請(2)→認定試験受験→認定審査(試験判定・書類審査)→認定資格取得→認定料納付→認定
1) 申請の事前登録
令和8年度の申請より、申請の意思確認として事前の登録が必要となります。事前登録は、「令和8年3月2日(月)~4月3日(金)」の期間にオンライン認定申請フォームより登録を行ってください。
2) 認定・更新申請の手順
申請の手順、その後の流れは次のとおりです。
(1) 令和6年度以降の単位については、申請前に「研修管理システム」において、使用する単位を選択してください。
(2) オンライン認定申請フォームより申込を行い、認定審査料の納付後、認定申請書を発行いただきます。なお、一度納付いただいた認定審査料の返金は致しかねますので、予めご了承ください。
(3)オンラインにて発行した認定申請書・誓約書を印刷し、研修記録、その他必要書類と共に本会事務局へ送付いただきます。
(4)6月初旬頃、オンライン認定申請フォームに登録いただいたメールアドレス宛に、認定試験のご案内をお送りします。
(5)認定試験期間内に受験いただきます。
(6)認定申請書類及び認定試験の審査に合格された方(認定資格取得者)を発表いたします。対象の方は、期間内に認定料を納付いただきます。
(7)期間内に認定料を納付いただいた方を認定し、HOPESS「研修管理システム」内にて認定証が発行されます。
※認定申請から認定証の発行までは、随時日病薬ホームページや、申請時に登録いただいたメールアドレスの受信内容をご確認いただきますようお願いいたします。
10.認定期間について
認定期間は、認定年の7月1日から6年後の6月30日です。
【認定申請・試験の手続に関するお問い合わせについて】
一般社団法人 日本病院薬剤師会事務局 総務課
お問い合わせはこちら
※事前にQ&A等をご確認いただきますよう、ご協力をお願いいたします。