また当院では、治療抵抗性統合失調症に対して効果があることが認められている唯一の薬剤であるクロザピンによる治療を行っています。重篤な副作用が出現するおそれがあるため、導入時は入院して少量から投与を開始する必要があり、定期的な血液検査を行うなど制限事項も多い薬剤です。薬剤師はクロザピンの適正使用に積極的に関与し、投与量や投与間隔、血液検査の値が既定値を維持できているかを必ず確認しています。そのほかにも、LAIと呼ばれる持続性注射剤の適正使用やECTと呼ばれる電気けいれん療法に係る薬剤の適正使用にも関与しています。
2022年度は企業治験の依頼が大幅に増え、「新しい薬」の開発にも携わっています。
病床数:280床 診療科:精神科 病棟:6看護単位
〒266-0007 千葉県千葉市緑区辺田町578番地
TEL:043-291-1221
https://shimofusa.hosp.go.jp/
2023/7