今般の新型コロナウイルス感染症の影響により、各地域における集合研修会の開催目途が立たない状況が継続しております。生涯研修委員会では、会員の研鑽の機会の確保を目的として、日病薬病院薬学認定薬剤師制度に関する特例措置の検討を行っております。
この度、日病薬病院薬学認定薬剤師制度におけるWEBを利用した研修会の認定審査について、令和3年3月31日までに開催する研修会を対象として、下記の様に対応することが理事会で承認されましたので、ご案内いたします。研修会実施機関におかれましては、当該特例措置を利用して会員の研鑽の機会の確保にご協力をいただけますようお願い申し上げます。
また、当該特例措置の内容や適用期間については、継続的に見直しを行うと共に、規程への反映が必要な事項についても検討を行うことを申し添えます。
記
以下の要件を満たす場合を基本として、当該制度の研修単位の発行を認める。
(1)自宅で受講可能とする同時配信型WEB研修会について
(1) 各受講生の受講時間(開始時刻・終了時刻)をExcel等のデータで提出可能であること。システム上、受講開始時刻・終了時刻の提出が困難な場合は、各受講生の受講履歴(ログイン履歴等)のデータの提出に加え、研修会終了後の確認テストの実施が可能であれば良い。
※ 確認テストを実施する場合、その内容については、研修会の受講を確認できる簡易なものとし、現時点では事前の審査は不要とする。
(2) 研修単位シールは、研修会実施機関が各受講者に配布可能であること。
※ 研修単位シールは、研修会終了後の事後配布とする。研修会終了後、受講者データを研修会実施機関から日病薬事務局に提出し、日病薬事務局にて当該データを確認後に研修会実施機関に発送する。配布方法は定めないが、各受講生への配布に伴い紛失した場合の再発行は認めない。
(2)自宅で受講可能とする収録型WEB研修会について
上記(1)に加え、次の要件を満たすこと。
(1) 直近3年以内を基準として収録された講演動画を配信できること。
※ 収録内容・収録時期を生涯研修委員会研修小委員会にて個別に審査する。
(2) 同一の収録内容を受講した会員に対して、当該研修単位の発行をしないよう管理できること。
研修会実施機関のご担当者様におかれましては、以下の資料のご参照ください。