がん 専門薬剤師・認定薬剤師




がん専門薬剤師部門


日本病院薬剤師会が認定するがん薬物療法認定薬剤師の英語名称は,理事会において、下記のとおりとすることで承認されました。

がん薬物療法専門薬剤師 Board Certified Oncology Pharmacy Specialist ( OPS )
がん薬物療法認定薬剤師 Board Certified Pharmacist in Oncology Pharmacy ( POP )


がん薬物療法専門薬剤師の理念と目的


《 理念 》

がん薬物療法専門薬剤師は、がん領域の薬物療法に関する高度な知識、技能、実践能力を備え、がん医療水準の均てん化に寄与することで、がん医療提供体制の充実、向上を図ることを理念とし、多職種と連携し患者に安全で有効な薬物療法を提供することを目的とする。


《 がん薬物療法専門薬剤師の定義 》
  1. がんの病態と患者特性を十分理解していること
  2. がん領域の薬物療法に必要な薬剤と臨床薬理に関する基礎知識を十分理解していること
  3. がん領域の薬物療法に必要な薬剤の管理、取扱いを十分理解していること
  4. エビデンスに基づいたがん領域の薬物療法に関する情報収集と評価、多職種への情報提供ができること
  5. がん領域の薬物療法に関する高度な知識と多くの臨床経験を持ち、患者の薬物療法等を支援し、薬学的管理ができること
  6. がん領域の薬物療法のモニタリングと必要な薬剤の副作用を把握し、その対処方法を熟知し、医師、患者等に提案できること
  7. 緩和ケアを十分理解していること
  8. がん領域の多職種チームなどで薬学的観点において指導的役割を果たせること
  9. がん領域に関する研究能力を有すること
  10. がん薬物療法認定薬剤師を養成・指導する能力を有すること
以上の項目を満たす薬剤師をがん薬物療法専門薬剤師とする。


がん薬物療法認定薬剤師認定申請資格 令和6年6月1日施行

がん薬物療法専門薬剤師認定申請資格 令和3年4月10日制定

がん薬物療法認定薬剤師認定の更新条件 令和6年6月1日施行 (旧更新条件)

がん薬物療法専門薬剤師認定の更新条件 令和6年6月1日施行 (旧更新条件)

がん薬物療法認定薬剤師の認定者の公表について

がん薬物療法専門薬剤師の認定者の公表について

がん薬物療法認定薬剤師研修事業実施要綱(令和5年3月29日改定)

がん薬物療法専門薬剤師・認定薬剤師の認定試験範囲について

令和6年度がん薬物療法認定薬剤師の認定・更新申請における「がん患者への薬剤管理指導実績の要約」の記載要項の変更について