プレアボイドとは「 PREvent and AVOID the adverse drug reactions 」の略称です。
病院薬剤師にとって、薬物療法の安全管理職能がわかる言葉として日本病院薬剤師会(以下、日病薬)により創られた言葉です。
日病薬は、病院薬剤師による服薬指導、薬歴管理、薬物療法モニタリング等を通じて患者さんの薬物治療への関わり(以下、薬学的患者ケア)の推進を提唱し、平成11年1月より薬学的患者ケアによる患者さんの安全管理(不利益回避)に寄与した成果報告を “プレアボイド” の呼称で収集(プレアボイド報告制度)を開始しました。
プレアボイドには、薬剤師が副作用を早期発見することで重篤化回避に貢献した事例に加え、薬剤師が職能を発揮して発見した相互作用、投与禁忌などの未然回避や投与量の調節、処方薬の追加提案などを目的とする薬物療法の有効性の確保に寄与した事例が含まれます。
これらのプレアボイド事例は、内容に応じて以下の3つの様式に分けられ、「プレアボイド報告」として全国の病院薬剤師から日病薬に報告されています。